フェイズラッシュと嵐乗りの
今回はleague of legendsのルーン
「フェイズラッシュ」について書こうと思います。
3秒以内に敵チャンピオンを個別のスキルかAAで3回攻撃すると、3秒間MSが15%-40%増加する。(Lvに比例)
効果発動中はスロウ耐性75%を獲得する。
CD: 15s
今までのキーストーンで置き換えるとするならば、「嵐乗りの勇躍」が近いでしょう
2.5秒以内にチャンピオン1人に最大体力の30%のダメージを与えると、3秒間移動速度が40%、スロウ効果耐性が75%上昇する (クールダウン10秒)。
フェイズラッシュが多く採用されているチャンピオンは、7.22以前に嵐乗りの勇躍が採用されていたチャンピオンに多く見られると思います。
しかし、最近のパッチではフェイズラッシュ自体をめっきり見なくなりました。
S7後期にはタリヤ、ベイガー、シンドラなど多くのメイジが嵐乗りの勇躍を採用していました。
これらのチャンピオンは現在のパッチ8.2においては別のキーストーンが主流となっています。
なぜなのか?
答えはフェイズラッシュの発動条件にあります。
フェイズラッシュは3秒以内に敵チャンピオンを個別のスキルかAAで3回攻撃する必要があります。
対して嵐乗りの勇躍は2.5秒以内にチャンピオン1人に最大体力の30%のダメージを与えるのが条件です。
発動条件の猶予こそフェイズラッシュが上回っていますが、個別のスキルかAAで3回攻撃という部分が辛いのではと思います。
嵐乗りの勇躍は2.5秒以内にチャンピオン1人に最大体力の30%のダメージを与えさえすれば良いため、スキルや通常攻撃の回数は関係がありません。
したがって、バーストタイプのメイジでもスキル1,2発で発動できる可能性があり、カイトしながらダメージを安定して出し続けることができるのです。
さらにクールダウンの5秒の差もあります。長い集団戦においてこの5秒の差は致命的でしょう。
現在フェイズラッシュは、カシオペア、オレリオンソルなどの一部のチャンピオンでしか使われていません。
メイジで多く採用されているキーストーンはエアリー召喚や秘儀の彗星、解放の魔道書などで、いずれも確実に発動するためメイジにとって有用です。
個別のスキルかAAで3回攻撃しなければ発動しないフェイズラッシュとは訳が違います。
なら、近接チャンピオンではどうでしょう?
確かに、近接チャンピオンではダリウス、タムケンチなどがフェイズラッシュを採用していました。公式動画ではナサスで使用しています。
しかし、現在のパッチでは解放の魔道書、グレイシャルオーグメント、ねこばばなどが近接チャンピオンにとっても有用であることは使用率が示しています。
得られる効果が3秒間のMS増加、スロウ耐性75%なので、直接ダメージとは関係がありません。TOPレーンでの近接チャンピオン同士、栄華のキーストーンやねこばばを採用している敵との殴り合いにも不利です。
フェイズラッシュは、その効果上誰でも採用できるキーストーンではありません。
戦闘中にMS増加が欲しいチャンピオン、個別のスキルかAAで3回攻撃という条件をクリアするのが容易なチャンピオン、などに限られてきます。
また、魔道のパスにあるというのも鍵(ネック)になってくると思います。
フェイズラッシュを使って個人的に好きなのはウディア、アーゴットで、注目しているのはガレンとダイアナです。
チャンピオンとのシナジーを理解しながらフェイズラッシュを使いこなし、
楽しいフェイズラッシュライフを楽しみましょう!